【下肢班トピックス】国際関節鏡・膝外科・スポーツ整形外科学会

2019年5月13日から15日までメキシコのカンクンで開催された国際関節鏡・膝外科・スポーツ整形外科学会(ISAKOS:International Society of Arthroscopy, Knee surgery & Orthopaedic Sports medicine)に当疾患班天正・下平医師が参加してきました。この学会は2年に一回開催される膝関節スポーツ領域の最大の学会で、世界中のこの分野で活躍する医師が集い、研究発表を行う大変大きな学会です。カンクンは移動距離が長く、特に行きは乗り継ぎ便が1日飛ばず空港で一夜を明かすなど非常に疲れましたが、世界的なリゾートということもあり、高級ホテルが立ち並び、海もきれいで時を過ごすには最高の場所でした。天正医師は今回前十字靭帯の解剖に関する研究を発表しました。また天正は前十字靭帯・外側靭帯再建や膝蓋骨脱臼・膝骨切り術など膝関節に関するセッションを、下平は股関節鏡など股関節関連のセッションを中心に聴講し、各分野の最先端の見識を深めることができました。また、症例検討や手術デモのセッションでは世界で活躍されているトップランナーの先生方の意見や手技を聞いたり見たりすることができ大変参考になりました。また、夜はDinner partyにも参加し、様々な海外の先生方と交流を深めてきました。今後の研究や診療における有用な知見を数多く得ることが出来たものと思います。次回は2年後に南アフリカのケープタウンでの開催が予定されています。またそこで成果を発表できるよう研究を続けてゆきたいと思います。